2018/02/24
間違えないAmazon FBAシュミレーターでの料金確認

Amazon輸入の仕入コスト計算でかかせないのが、Amazonが公式で公開しているツールFBAシュミレーターです。みなさんしっかり使用されていますか?
このAmazonFBAシュミレーターを使用することで
- 商品の重さ
- カテゴリー手数料
- 配送料
- 保管手数料
これらの項目をしっかりと確認することができるため、細かな仕入コストの計算に必須のツールです。
- 今いち見方がよくわからない
- どう活用したらいいかわからない
このような方がいたらこの記事をぜひ参考にして頂けたらと思います。
間違えないAmazon FBAシュミレーターでの料金確認
FBAシュミレーターを活用するタイミングはリサーチした商品が利益のでる商品なのか計算する時だと思います。
この時に確認するのは大きく分けて以下の3つです。
- カテゴリー手数料
- 配送料
- 商品の重さ
カテゴリー手数料
商品代金の枠に価格を入力することで、リサーチした商品の手数料がいくらなのか、ここで確認することができます。
画像の場合は商品代金が5980円で手数料が598円なのでカテゴリー手数料は10%ということがわかります。
カテゴリー手数料が10%の商品だと思い込んでいて利益がでると喜んでいたらカテゴリー手数料15%だった
なんてことは初心者の方がよくやりがちなミスの1つです。
Excelで利益計算されている方がほとんどだと思いますが、このような計算ミスを積み重ねていると、後々大きな額になって跳ね返ってきますので注意しましょう。
また余談ですが、ここでは何パーセントのカテゴリーなのか知れればいいので、わざわざ律儀に商品金額を入力しなくても1000円などわかりやすい金額を入力して、パッと見でカテゴリー手数料がわかるようにした方が効率的です。
配送料
こちらもカテゴリー手数料と同じで間違えやすい数字です。
2016年10月21日にFBAの配送コストが変更されましたので下の画像を参照ください。
2018年4月24日から新しい料金体系に切り替わります。

今までの旧料金

2016年10月21日以降の新料金体系

2018年2月24日以降の新料金体系
※2018年2月現在
この価格表を基準に商品の大きさや重さによって配送料が変わります。
先ほどの商品で見てみましょう。
ぱっと見は364円となっていますがこれは在庫保管量を含んだ額です。
正確な配送料(出荷手数料)は100円+229円=329円ですので注意しましょう。
また、標準サイズの配送料(329円)だと思っていたら大型商品の配送料(530円)だった、という確認ミスもよくあるケースです。
2つともついつい確認し見落としがちな点になりますので気をつけましょう。
商品の重さ
商品の重さはカタログページ以外にここでも確認できます。
この商品の場合、重さは699gです。
1kg1000円で送れる物量を扱っていた場合この商品の国際送料は約699円かかると想定し計算することができます。
しかし、明らかに重さが違うだろうと思われる明記の商品もなかにはあります。
- 初めて商品登録する人が間違えた
- 同業者が意図的に登録した
このどちらかだと思いますが、いずれにしても重さに関してはFBAシュミレーターだけを参考にするのではなく仕入れ先のサイトでも確認することでミスが減らせます。
※海外はポンドやオンス表記がほとんどなので注意
保管手数料はこの時点では不確定ですし、損益計算上で別途に考慮するべき項目なので仕入計算をする際は考慮しなくて大丈夫です。
まとめ
間違えないAmazon FBAシュミレーターでの料金確認ということでご紹介していきました。
1つ1つ確認するのはめんどくさく大変ですが、小さな金額でも細かなところまでチェックする姿勢が大切です。
FBAシュミレーターでの確認を含めた利益計算の仕方については下記の記事も合わせてお読みください。