2019/04/25
Amazonヨーロッパからの輸入ビジネスの基礎

MASAです。
スポーツトレーナーをしながらAmazon輸入ビジネスを開始し、現在は本業になり法人化を果たしました。Amazon輸入ビジネスについてわかりやすい記事をモットーにこのブログを書いています。
MASA
Amazon輸入ビジネスを始められる方の多くはアメリカアマゾン仕入れからスタートすると思います。
ですが、慣れてきたらヨーロッパAmazonからの仕入れにも着手していくべきです。
なぜかというとアメリカからの仕入れもヨーロッパからの仕入れもAmazonからであれば難易度はほぼ変わりません。
バーベルスクワットができれば、ジャンプスクワットもできるようになる、そんな感じです。笑
難易度がほぼ変わらないにも関わらず、アメリカ仕入れの商品よりライバルや情報が少ないためまだまだ参入しやすいので、今でもコンサルを受けてくださる方々にはオススメしている方法です。
ただでさえライバルが多いところに参入していくわけですから少しでもライバルが少ないところを狙っていくべきです。
そこでこの記事では、ヨーロッパ輸入の基礎をご紹介したいと思います。
目次
Amazonヨーロッパからの輸入ビジネスの基礎
VATについて
VATとは?
ヨーロッパ輸入で必ず抑えないといけないのがVATについてです。
VATとは付加価値税(Value Added Taxの略)のことを言います。
日本でいう消費税のようなものでEUやアジアなどの国で物やサービスの購買時に課せられる間接税のことを指します。
VATはEUだけのものではないので注意しましょう。
ただ、EU加盟国は必ずVATを導入するようになっています。
VATは国によって掛け率が違う
このVATですが国によって掛け率が違います。
Amazonヨーロッパでリサーチする主な国は
- イギリス
- ドイツ
- フランス
- イタリア
- スペイン
この5つの国なのでこちらの税率をご紹介します。※2017年3月現在
- イギリス 20%
- ドイツ 19%
- フランス 19.6%
- イタリア 21%
- スペイン 21%
日用品など軽減税率が適用される商品だと掛け率がまた違ってきますが、僕たちが輸入する対象は上記の掛け率が適応されます。
VATは輸出時に免税される
EU圏内の商品がEU圏外に輸出されるときはこのVATは免税されます。
海外旅行で買い物して税金の還付をされたことがある人ならイメージが湧きやすいと思います。
そのため直送できる商品は約20%引きの価格で輸入できます。
よくAmazonヨーロッパは20%くらいお得に買えると言われるのはこのためです。
しっかりリサーチできれば、かなり安く仕入れができる事が想像できると思います。
VAT引後の価格は商品カタログを見ただけでは確認できません。
実際に商品をカートボックスにいれて決済直前の画面まで進むことで確認することができます。
Amazonヨーロッパから輸入する際の国際送料について
送料に関しては以下のような形態になっています。
基本送料 + 商品個別送料 = 配送費用
もちろん費用はジャンル・国・重さなどによって異なりますが基本はこのような形態をとります。
基本送料は1回の購入にかかる送料、商品個別送料は商品1つ1つにかかる送料のことを指します。
言い換えると商品個別送料は購入した個数分だけかかりますが、基本送料は何個購入しても費用は変わらないということです。
そのため購入した個数の分だけ基本送料は割安になっていきます。
これがまとめて購入した場合、ヨーロッパからの送料が安くなるというカラクリの正体です。
Amazonヨーロッパ輸入ビジネスのリサーチ
上記の動画がとても参考になると思いますので、ぜひ閲覧ください。(1,5倍速がオススメです)
動画を見ていただくとわかると思いますが、基本的にはアメリカAmazonをリサーチする際とほぼ変わりません。
- キーワードで1つ商品を見つける
- 見つけた商品の出品者を見ていく
- 関連商品も見ていく
このような流れが基本になります。
何か特殊な方法が必要となのでは?と思っている方もいるかもしれませんがそんなことはありません。
アメリカ商品のリサーチが問題なくできるのであれば同様のスキルでEUのリサーチが可能です。
これがこの記事の冒頭で難易度はアメリカ仕入れと変わらないといった所以です。
とは言っても一般的にはヨーロッパの商品といってもアメリカの商品よりは思い浮かびづらいと思います。
普通にリサーチしていたらアメリカ仕入が8〜9割、ヨーロッパ仕入が1〜2割という感じになるでしょう。
ただ実は見落としているだけで、アメリカリサーチをした事がある方なら一度はヨーロッパの商品を見かけた事があるはずです。
純粋にヨーロッパから仕入れしているセラーよりアメリカ+ヨーロッパというセラーの方が圧倒的に多いので、あなたがリサーチしたセラーのラインナップにヨーロッパ仕入れの商品が潜んでいる可能性が高いです。
効率性でいうと経験者の方であれば「セラーリサーチ→関連リサーチ+キーワードリサーチ」という流れが一番だと思います。
どうしても見つからないという方は動画のように「UK」や「ドイツ」など国名から検索してみるといいと思います。
まず1つ目を見つけることがとても大変なのですが、1つ見つけることができればヨーロッパリサーチの敷居がグッと下がるでしょう。
基本のリサーチ方法3種はこちらを参考になさってください。↓↓↓
takewariの代わりになるサイト
takewariはサービスを終了していますので、上記の2サイトを上手く使いリサーチされるといいと思います。
商品名を入れるとtakewari同様、欧米のAmazonの価格を比較してくれますので比較的使いやすいと思います。
両方使ってお好みに合わせて使ってみてください。
まとめ
Amazonヨーロッパ輸入の基礎を下記の3つの視点からご紹介しました。
・VATについて
VATとは消費税のようなものでその税率がおおよそ20%だがEU圏外に輸出される場合はその税金は免税される。
・送料について
1回の購入にかかる基本送料と商品1つ1つにかかる商品個別送料の2つの送料から成り立っている。基本送料は何個購入しても変わらないためまとめて購入すると送料は割安になる。
・リサーチについて
基本のリーチはアメリカリサーチと同じ。
- キーワードで1つ商品を見つける
- 見つけた商品の出品者を見ていく
- 関連商品も見ていく
この順番で商品を見つけていく。
もしくはセラーリサーチや国名からリサーチを行う。
各項目をまとめてみましたがEUからの仕入れのハードルが少し低く感じましたか?
ただ、これらの内容はあくまでヨーロッパ輸入の基礎になりますので、ヨーロッパ輸入を自分のものにするためには、自分でやり込んで実践していくしかありません。
アメリカリサーチと同じで自分なりのヨーロッパ輸入の知見が溜まっていけば、輸入小売転売においては一歩リードすることができますので、この記事を基礎にしっかりと取り組んでみてくださいね。
Amazonヨーロッパ輸入についてさらに詳しく知りたい方は、メール講座内でより細かに解説されたEU輸入ベーシックレポートを無料で配布していますので、ぜひそちらもご参考ください。
レポートを受け取る