2018/07/06
Amazon輸入ビジネスで失敗しないためのキャッシュフロー管理法

Amazon輸入では様々な数字を管理していく必要があります。
そのなかでも大事な指標の一つにキャッシュフローがあります。
直訳すると「現金の流れ」という意味ですが、直訳の通り、資金の出入り(流れ)を把握するための指標です。
キャッシュフローを元に仕入れ計画やリスク管理をして、ビジネスを進めていくためとても大切な指標です。
今回はそのキャッシュフローについてご説明していきます。
Amazon輸入ビジネスで失敗しないためのキャッシュフロー管理法
キャッシュ・フロー(cash flow、現金流量)とは、現金の流れを意味し、主に企業活動や財務活動によって実際に得られた収入から、外部への支出を差し引いて手元に残る資金の流れのことをいう。
Wikipediaより引用
このうち入ってくるお金をキャッシュインフォロー、出ていくお金をキャッシュアウトフローといい、その2つを総称してキャッシュフローと言います。
Amazonの販売に限っていえば
- Amazonからの入金→キャッシュインフォロー
- それ以外の支出→キャッシュアウトフロー
といえますね。
キャッシュアウトフローは大体の方が、クレジットカードの引き落としや海外送金がそれに当たると思います。初めて聞くと難しく感じるかもしれませんが上記のように考えるとわかりやすいのではないでしょうか?
具体的な管理法
では、具体的な管理法についてご紹介します。
- 銀行口座の金額 100万
- 4日支払カードA 30万
- 27日支払カードB 20万
資金の流れがこのような感じだったとします。
Amazonからの入金が2週間ごとなのでわかりやすく14日と28日に35万ずつ支払われるとしましょう。そうなると1ヶ月間のキャッシュフローは以下のようになります。
月末の時点でキャッシュは+20万になっていることがわかります。
ですが、これは当然利益ではありませんので勘違いしないように十分注意しましょう。
キャッシュフローで把握するのはあくまで
- 現金が底をつかないように収支のバランスを見る
- 収支のバランスを見ながら仕入の量やタイミングを見る
これらに活用するための指標です。
そのため利益については損益計算書等でしっかりと別個で把握する必要があります。
また1ヶ月間ではなく、支払いはその先もありますし、在庫と資金のバランスを常に把握しておくために2〜3ヶ月先くらいまで管理して把握しておくと安心ですね。
ちなみに上記の画像はExcelで即興で作りましたので比較的簡単に管理できると思います。
まとめ
Amazon輸入ビジネスで失敗しないためのキャッシュフロー管理法をその意味と具体的な管理という視点からご紹介していきました。
毎日支払いがあるわけではないので毎日更新する必要がありませんが適時更新していきましょう。その際は更新する日を決めてルーティン化してしまうのがおすすめです。
キャッシュフローをしっかり管理して安全かつ堅実にビジネスに取り組みましょう。その他の収支管理については下記の記事も一緒に参考にしてみてくださいね。