2018/12/07
Amazon輸入の効率的なメーカー卸交渉先の見つけ方

ほとんどの方が初めは小売から仕入れをしてAmazon輸入を開始すると思います。
この方法のメリットとしてはリスクが少なくて済みますしビジネスの全体像を把握するためには良い選択肢だと思います。
ですが、そのぶん小売仕入れは仕入れが安定しなかったり価格競争になりやすかったり何かとデメリットがあります。
そのため、ある程度の規模になってきたら小売仕入れは継続しつつ徐々に上流からの仕入れ、いわゆるメーカーや卸業者からの仕入れにシフトしていくと良いと思います。
そこで、この記事では基本的なメーカー卸の交渉先の見つけ方をご紹介していきます。
目次
メーカー卸仕入れの注意点
その前にメーカー卸の注意点について触れておきたいと思います。
基本的にはロット仕入れ
メーカーや卸業者はロット仕入れが基本です。またミニマムオーダー(MOQ)や1注文いくら以上など、細かな取り決めを決めているところも少なくありません。
もちろん1個から仕入れられるところもありますがその場合、小売から仕入れもあまり変わらないというケースが多いように感じます。
確率で考える
良い条件で卸してくれる業者さんは稀です。
また簡単に扱わせてくれるところは条件が悪い場合が多いです。(誰にでも同じような条件で卸をしているため)
条件が悪いというのは語弊があるかもしれませんが、Amazonで販売する上ではあまりメリットを感じないということです。
当然といえば当然なのですが、ちょっとチャレンジしたくらいではなかなか成果に結びつかないので注意しましょう。
小売からの商品リサーチと同じように確率で考えるようにするべきです。
最初は100件送って5〜10件返信があればいいくらいの気持ちでいるといいと思います。
メーカーが最上流!?
基本的にはメーカー → 卸業者(ネットショップ) → 小売
この順番で価格は高くなっていきます。ですので、仕入れの最上流は基本メーカーになります。
なのですが・・・たま〜に卸業者の方から仕入れした方が仕入れ値が安いケースもあります。
これは、卸業者が大量に仕入れているためメーカーのボリュームディスカウントを効かせているか、卸業者が大量に在庫を捌きたい時という背景が考えられます。
滅多にあることではないですが、そういったケースもあると頭に入れておいて損はないと思います。
メーカー卸の交渉先の見つけ方
ebayセラー
ebayで販売しているセラーに交渉する方法です。
商品を購入すればpayapalからそのセラーのメールアドレスを確認することができます。
ebayは小規模でビジネスを行なっているセラーが多いので、比較的この方法は確率的には最も卸先を見つけやすいと思います。ただし、品質や商品コンディションには気をつけましょう。
僕も何度か痛み目をみています。笑
Amazonセラー
海外Amazonで販売しているセラーに交渉する方法です。
商品カタログの出品者一覧から、出品者の名前を確認し検索をかけるとそのセラー独自のショップやホームページが見つかるので、そこから交渉をかけることができます。
独自ではなくても海外楽天など他のオンラインモールを併設しているセラーもいるので、そういったところは連絡先を見つけやすいです。
このようなセラーは自分のショップのロゴを持っているケースが多いので、そこで照合してみましょう。
Googleショッピング検索
Googleショッピングで見つけたショップに交渉する方法です。
現在Googleショッピングは日本のIPアドレスでは海外のGoogleショッピングにアクセスできないのですが、I Search Fromなどのシュミレーションサイトを利用することによって、検索結果を確認することができます。
ただしこの方法はあくまで仮想空間的な扱いなので、実際にページに飛ぶことはできませんので、ショップ名をキーワード検索し直す必要がありますので注意しましょう。
メーカー
商品のメーカーに交渉する方法です。商品のメーカー名で検索をかけ、ホームページが見つかればお問い合わせから交渉をかけることができます。
これはあくまで経験則のお話ですが、慣れてくると交渉がいけるメーカーがどうか見分けることができます。
ただ自分の勘に自惚れるのはいけないので(笑)無理かもと思っても駄目で元元で交渉してみましょう。
メーカー卸のリサーチ方法
上記に説明したものを動画におこしてみました。
場面場面で派生の仕方や考え方を話しながら動画を撮っていますので参考にしてみてください。
まとめ
メーカー卸の交渉先の探し方は
- ebayセラー
- Amazonセラー
- Googleショッピング
- メーカー
この4つがメインになります。
またメーカーのサイトに公式販売先の一覧記載がある場合はチャンスです。
そのショップはメーカーから一次卸として卸してもらえているということなので、品質や保証に関しても安心できますし、卸交渉に応じてくれる可能性は高いです。
これらの注意点を踏まえて上流からの仕入れに一歩踏み出してみましょう。
さらに卸交渉の成約率をあげたい方はこちらの記事も参考になさってくださいね。※メール講座に登録すると閲覧可能です。