2017/04/07
Amazon輸入ビジネスで見るべき大事な指標

Amazon輸入ビジネスで
成果を上げるためには
数字管理がとても大切です。
- 数字を元に分析をして
- 数字を元に修正をかけて
- 数字を元に戦略を立てて
というような感じで、
PDCAサイクルを回していく
必要があります。
ただ見るべきところが多くあるので
初めて間もない方は
どこを優先的に見ればいいのか
わからないというような方も
いらっしゃると思います。
そこで今回はまずは抑えたい
Amazon輸入ビジネスで見るべき
大事な指標をご紹介したいと思います。
Amazon輸入ビジネスで見るべき大事な指標
- 利益率
- 回収率
- キャッシュフロー
- カートボックス獲得率
利益率
この言葉の登場率は
かなり高いと思いますが
とても大切な指標ですね。
仕入れの際でも、日々の売上管理でも
月々の全体の売上管理でも
色々な場面で必要になってきます。
利益率を把握していないで
ビジネスをするということは、
自ら交通事故を起こしに
いっているようなものです。
Amazon輸入に取り組む上で
大事な利益率は
- 投下資本利益率
(ROI:Return On Investment) - 売上高当期純利益率
(ROS:Return On Sales)
この2つです。
投下資本利益率は投資した金額に対して
どのくらいリターンがあったかを
確認できる指標で、
利益/仕入れ値【原価+販管費(輸送料+関税+FBA手数料)】
Amazonでの販売でいうと
この式で算出できます。
売上高当期純利益率とは
最終的な利益が純資産の増加に
どの程度結びついたかを示しています。
純利益と売上高を割ることで算出できます。
欧米輸入の利益率は最終的におおよそ
ROS20%前後くらいに落ち着けば
まずまずと言われています。
関連記事:Amazon輸入の利益率
回収率
回収率とは仕入れ値を100%としたときに
(仕入れ値=原価+輸送費+関税)
どのくらい利益を上乗せして
キャッシュを回収できたか
を測る指標です。
納品した在庫を全て消化したとき
100%以上になっていれば
全体として利益を上乗せして
消化できたと言えますね。
回収率は以下のような計算式で
算出できます。
売上金額合計 / 仕入れ値 ×100
(※仕入れ値=原価+輸送費+関税)
この回収率をみることで
- キャッシュフローの確認
- 不良在庫の確認
- リサーチ方法の確認
これらを確認することができます。
一般的に販売開始してから
- 翌月までに60〜70%回収
- 翌々月に100%回収
できていればそこそこよいと
言われています。
関連記事:Amazon輸入における回収率
キャッシュフロー
キャッシュフローとは直訳すると
「現金の流れ」という意味ですが
その直訳の通り、資金の出入りを(流れ)
把握するための指標です。
キャッシュフローを見ることで
- 現金が底をつかないように収支のバランスを見る
- 収支のバランスを見ながら仕入の量やタイミングを見る
これらに活用することができます。
キャッシュフローを元に
仕入れ計画やリスク管理をして
ビジネスを進めていくため
とても大切な指標になります。
関連記事:Amazon輸入ビジネスで失敗しないためのキャッシュフロー管理法
カートボックス獲得率
カートボックスは
Amazonで販売する上では
とても大事な指標です。
ご存知の通りAmazonは
1つの商品に対して
複数の出品者が出品する
システムをとっていて
多くの購入者の方が
商品カタログを開いた
ページから購入されます。
わざわざ最安値を探して
購入するという方も
いなくはないですが
圧倒的に数は少ないです。
そのため、商品カタログページの
トップに自分のお店が表示される状態
(=カートボックスを獲得している状態)
になっていないと基本的に
商品はなかなか売れてくれません。
肝心のカートボックスを獲得する条件や
その他の気をつけるべき点に関しては
以下の記事を参考にしてください。
まとめ
Amazon輸入ビジネスで見るべき
大事な指標として
- 利益率
- 回収率
- キャッシュフロー
- カートボックス獲得率
この4つをあげさせていただきました。
冒頭でもお伝えした通り
Amazon輸入ビジネスで
成果を上げるためには
数字管理がとても大切です。
特に利益率とキャッシュフローは
他のビジネスをしていく上でも
重要な項目です。
苦手意識をお持ちの方も
いらっしゃると思いますが、
大切なことですので
毎日数字に触れて
徐々に慣れていきましょう。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。