2019/04/25
中国輸入でamazon販売する前に初心者が知っておきたい5つのこと【知らなかったでは済みません】

MASAです。
スポーツトレーナーをしながらAmazon輸入ビジネスを開始し、現在は本業になり法人化を果たしました。Amazon輸入ビジネスについてわかりやすい記事をモットーにこのブログを書いています。
MASA
中国輸入の魅力はたくさんありますが、中国から輸入してamazonで販売する前に知っておくべきことがたくさんあります。
特に法律関係は知らなかったでは済まされませんので要注意です。
トラブルに合わないよう、事前に初心者が知っておきたいことをご紹介していきます。
目次
中国輸入でamazon販売する前に初心者が知っておきたいこと
輸入・販売に関する法律
- 商標権
- 意匠権
- 特許権
- 不正競争防止法
- 電波法
- 電気用品安全法
- 食品衛生法
- 銃刀法
- 薬事法
上記の法律を抑えておけば、ひとまず安心です。
特に上記4つは気をつけましょう。
中国は模倣の国です。
物作りの真似をさせたら今のところ右に出る国はいないと思います。
それが故、権利侵害になりトラブルに巻き込まれるケースも少なくありません。
スーパーコピーや偽ブランド品のニュースは誰でも一度は聴いたことあると思います。
中国輸入をするということは、自分もその当事者になる可能性もあるということです。
そうならないためにも基礎知識として知っておきましょう。
アンダーバリューは違法
これも基礎中の基礎です。
アンダーバリューとは関税の支払いを安く抑えるために輸入通関時におけるインボイスの単価を実際の金額よりも安く申告する行為です。
簡単にいうと脱税です。当然、刑事罰の対象になります。
気をつけたい点が自分が気をつけていたくても、中国の代行業者は当たり前に行ってきます。
その際のインポーターはあなたになるので、あなたが当事者になります。
知らなかったでは済まされません。
インボイスはしっかりと確認するようにしましょう。
品質の確認
中国輸入の魅力の1つに「仕入値が安いので低資金でスタートできる」という点があります。
ただ「価格=品質」は否めないので欧米輸入と違い、中国輸入では品質のチェックは必須になります。
安ければいいというものではないです。
中国には日本じゃとてもじゃないけど売り物にならない品質の商品が存在します。
そういった商品を扱ってもクレームや返金返品ラッシュをくらうだけですのでやめておきましょう。
品質に意見しても日本人品質を知ってる工場や業者であれば話は通じますが、相手が日本人というだけで煙たがる業者もいます。笑
そういったところとは長く付き合うのは難しいので、なるべく品質と対応のいい業者や工場を選びましょう。
同じ商品でも仕入先によって価格が違う
同じ商品を仕入れようと思っても工場や業者によって価格が全然違います。
ロット数やディスカウント率などの取引条件は業者ごとで独自に設定しています。
そのため、どこから仕入れるかというのは利益を分ける重要な要素になります。
1つ1つ見比べたり、サンプルを取り寄せるのには時間がかかり、とてもめんどくさいのですが、ここは妥協していいところではないので、しっかり比較をして仕入れ先の判断をするようにしましょう。
パートナーの確保
欧米輸入は1人でも可能ですが中国輸入は上記のような理由から、とてもじゃないですが1人で行うのは難しいです。
そのため信頼できるパートナーか代行業者が必須になります。
これは僕の知り合いの社長さんから聴いたエピソードです。
中国から仕入れを自社で行っていたとある会社が、社長さんの知り合いの中国人をパートナーとしてその会社に紹介したそうです。
そしてその中国人に買付や現地交渉を任せたところ、今まで仕入れしていた仕入価格が半額以下になったそうです。
なぜ、そこまで仕入値が下がったかパートナーである中国人に聞いたところ以下のような返事が返ってきたそうです。
「そりゃー中国人だから当たり前だよ!」
このエピソードは中国人の気質を表しているいい例だと思います。笑
これは中国人が悪いわけではありません、彼らにとってはそれが普通なのです。
もちろん中国人といっても人によると思うので一括りにするのはよくないと思いますが、日本人相手か自国民相手かでそれだけ差が出てくるということです。
中国人は家族や知人の関係をとても大切にしますので、まずは信頼できる人や業者を見つけましょう。
まとめ
- 輸入・販売に関する法律を学んでおく
- アンダーバリューは違法なことを知っておく
- 品質の確認は必ず行う
- 仕入先によって価格条件が異なる
- パートナーの確保が必須
ここまで知っておけばスタートとしては大丈夫です。
あらかじめ知っておけば防げる不要なトラブルに巻き込まれて疲弊しないよう事前準備は入念に行いましょう。
※写真は以前行った福田市場です。ダンジョンのようでした。笑