2018/01/17
【Amazon輸入ビジネス】専門店を目指すことのメリット

Amazon輸入自体は年々レベルが上がってきています。
僕が輸入ビジネスを始めた2015年の暮れ頃と比べると、かなりの差があると思います。
では、もう参入するのは難しいのでしょうか?そんなことはありません。
僕のコンサルティングを受講されている方々をはじめ、最近参入して始めても結果を出している方がたくさんいるのを知っています。ただ生き残って利益をだし続けるには、常に工夫が必要ということです。
その方法の1つとして「専門店になる」ことを僕は推奨しています。
目次
専門店とは?
簡単にいうと取り扱うジャンルを絞って、その商材に特化しましょう!という事です。
僕は勝手に「専門店ビジネス」と呼んでいます。(ネーミングセンスはスルーしてください。笑)
何ら難しいことではないのですが、特化することで様々なメリットがあり、結果的に「安定利益」に繋がっていきます。
では、どんなメリットがあるのでしょうか?
専門店のメリット
①小売転売からの脱却
最初に言っておくと小売転売を批判しているわけでは決してありません。むしろ推奨しています。
大きなリスクなくAmazon輸入ビジネスをスタートさせ、全体像を掴んだり、販売実績や売れる自信を身につける上では、今でもこの方法が一番いいと思っていますし、10-20万の利益を出すことは全然可能です。
ただ、幅を広げ過ぎると商品数がとんでもない量になり、何が在庫切れを起こしたかの把握も大変で、リピートするのも一苦労になります。そんなこんなで管理が大変になり、最終的に「何屋さんだこれ・・・」というジレンマに陥ります。笑
専門店に移行していくことで、そんな「ジレンマ」や「小売転売疲れ」からの脱却が測れます。
②管理やリサーチが楽になる
先ほどと少し被りますが、商品数が減るので管理がとっても楽になります。
そのぶん、初めは売上が減ると思いますが、そこは致し方ないです。その変わり時間が生まれるので、取り扱うと決めたジャンルに時間を回すことができます。
また、リサーチに関してもジャンルが絞られるので、その点に関しても楽になります。
③交渉がしやすくなる
ジャンルが縛られていると説得力が生まれるので卸交渉がしやすくなります。
交渉しているとたまにメーカーや卸先から「どこで売ってるの?」「あなたのストアを見せてよ」と言われることがあるのですが、そんなときも当然見せやすくなりますね。笑
ジャンルがバラバラのストアを見せても卸してくれる取引先もありますが、やはり印象や説得力でいうとジャンルが縛られている方がいいと言えます。
④商品に詳しくなる
専門的にやっていると扱っているジャンルの商品や相場に詳しくなります。
詳しくなると新規出品してもページ作りにその知識を生かせますし、交渉でも有利になります。
⑤その他にもつながる
専門店だと正規代理店、独占販売権などを獲得することにも繋がります。
もちろん専門店ですので代理店としてだけでなく「OEM」も可能ですし、完全オリジナルブランドとして「自社ブランド」を展開していくということも可能です。
専門店を目指せば可能性は無限にあります。
また、Amazonだけでなく他販路に進む上でも専門店かどうかでやりやすさが変わってきます。
その他にも融資を受ける際や物流業者さんとの打ち合わせなど、自分のビジネスを説明しないといけない場面では、どんな商品を扱っているのかということは必ず聞かれます。
そう言った場面でも説明しやすいという利点もありますね。
専門店のデメリット
①初めは売上が下がる
これは人によりけりなのでデメリットにはならないかもしれませんが、多ジャンルで幅広く扱っていた人が、急にジャンルを絞って舵きりすると売上は下がると思います。今まで利益のために扱っていた商品の取り扱いをやめるのですから当然といえば当然ですね。
ただ、いきなり極端にやらずに少し時間をかけて、うまーく調整していけば、ある程度売上をキープしたまま徐々に移行していくことは可能ですので、そのようにするといいと思います。
②勉強が必要
これもデメリットとは言えませんが、商品のこと、新規出品のこと、その他諸々勉強が必要になります。ただ、ビジネスを行なっていく=日々勉強なので、この辺ができない人は専門店ビジネスは向いていないかもしれません。
③ジャンルの見極めが重要
これもデメリットと言えるかどうか…笑
ジャンルや商材によってはすでにライバルが強い、競合が強いということがあります。
どうしても扱いたいジャンルであれば情熱をもって取り組むべきだと思いますが、ある程度のところを許容できれば、そこまでライバルが強くないところを狙っていくべきだと思います。
こう考えると中長期でみたときにジャンルを絞って専門的になるデメリットはほぼないように思えます。
まとめ
専門店であれば、一貫してステップアップしていくことができ、それが他のライバルとの差別化に繋がります。
実際世の中の成功している起業家の方々をみても「うちはなんでもやってるよ!」という人より「うちは〇〇屋さんです!」と言える人の方が多いと思います。
よく「選択と集中」なんて言ったりしますがリソース(経営資源)をどこに割いていくか?はビジネスを進めていく上で、とても重要なものになります。
年々レベルが上がってきているネット物販を生き抜くためにあなたも専門店を目指してみてはいかがでしょうか?