2018/06/14
Amazonの販売でカートボックス獲得率を向上させる方法

Amazon上で販売する上で売上に直結する項目は「カートボックス獲得率」です。
そのカートボックスを獲得するための数値基準は残念ながら公表されていませんが、その要因は公表されているため、どの要因も意図的に改善可能です。
目次
Amazonの販売でカートボックス獲得率を向上させる方法
- 価格
- 在庫状況
- 配送期間
- 取引件数
- Amazonに出品している期間
- 「大口出品」であるかどうか
- カスタマーサービス
カートボックス獲得率の獲得率を上げるためには、このような要素を抑えていることが条件になります。
取引件数やAmazonに出品している期間は、どうしても初心者の方は不利になりますが、そこまで獲得率に与える影響力は大きくないので安心してください。
それよりもこの中で最も大事な要素は価格と配送です。
- 価格に関してはカートボックス価格に値段を合わせる
- 配送に関しては大口出品登録をしてFBAを使う
この2点で簡単に解決できます。
あとは在庫切れだけに注意して販売していけば大丈夫です。
これらは皆気をつけていることなので、正直あまり差は見込めないでしょう。
セラースコアに気をつけよう
では、どこで差をつけるかというとカスタマーサービスです。
アマゾンでいうと顧客満足指数やアカウント健全性という項目になります。
その要素としては
- 注文不良率
- キャンセル率
- 出荷遅延率
- ポリシー違反
- 回答時間
- 評価
これらの項目がありますが、ほとんどの項目がFBAを使っていれば大きな問題はないです。
回答時間だけお客さんから問い合わせがあった場合、24時間以内に回答をしなくてはいけませんが意識していれば大丈夫です。
では、どこに一番改善の余地があるかというと評価です。
悪い評価をもらわないためには?
リサーチなんかをしていると時々評価の低いセラーを見かけると思います。
これは非常にもったいないです。
Amazonは顧客満足度を非常に大事にしているので、アカウントパフォーマンスが高いセラーの方がカートボックスの獲得率が高くなる可能性があります。
やらないよりやった方がいい
そんな地味なレベルかもしれませんが、本来ビジネスは地味なところを突きつめられる人が有利です。
ただ、ここで逆転して考えて欲しいのが良い評価をもらうことより、悪い評価をもらわないためには?ということです。
商品の品質に気をつける
購入者の方が期待している品質より悪い場合、クレームになりやすいので商品の品質に気をつけることは当然です。
これは欧米輸入より中国輸入の方が多いと思いますが、儲かる利益の出る商品だからといって安易に扱ってしまっては後でクレームになる可能性もあります。
商品レビューなどを確認して事前に商品の品質に注意しておきましょう。
評価リクエストのメールを送る
評価リクエストを送る目的は評価をもらうためと思っている方が多いと思います。
もちろんそれも大事な目的です。
評価リクエストを送った時とそうでない時の差は5〜10倍違うとも言われています。
そのため、当然評価リクエストのメールを送った方が確実に評価数が上がります。
では、それ以外の目的は何でしょうか?
それは悪い評価の予防です。
商品に不具合があった場合、購入者の方はクレームやご意見という形で直接評価を入れてくるケースが多くなります。
そのため悪い評価をもらいやすくなるのですね。
そうならないために購入者の方へ事前に、
何かあればこちらのメールに連絡をもらえればすぐに対応します
という一言を添えた、評価依頼のメールを送っておけば直接悪い評価をもらう可能性をかなり低くすることができます。
評価リクエストのメールを送ることで、自店の評価を上げる可能性を高めつつ悪い評価をもらう可能性を下げることに繋がるので一石二鳥ですよね。
やらない手はないと思います。
評価リクエストメールを送るためには
評価リクエストメールを送るにはセラーセントラルから送ることもできます。
ですが、実はフリーメールでもメルマガスタンドでも送ることは可能です。
ただこの作業は、大事なことではあるのですが時間をかけるべき作業ではないのでツールを使って自動配信してもらうようにしましょう。
昔は月々1000円くらいで配信してくれる有料ツールが主流でしたが、今では他の有料ツールに無料機能として評価リクエストメールの自動配信機能が付いています。
おすすめはamatopiaかプライスターに登録して自動配信機能を使いましょう!
まとめ
Amazonの販売でカートボックス獲得率を向上させる方法として
価格と配送の他に自店のカスタマーサービス面に注意を払いましょう
ということでご紹介してきました。
- CS面を高めることでわずかな影響力かもしれないがカート獲得率に貢献してくれる
- 改善できることは自店の評価を高めること
- 自店の評価を高める方法としては評価リクエストを送ること
- 評価リクエストを送ることで評価のつきやすさは5〜10倍になる
- 悪い評価がつく予防にもなる
これらのポイントを覚えておきましょう。
人間の心情的に同じ値段なら評価のいい方が購入率は上がります。
知ってしまうと当たり前のことのように感じてしまいますが、その当たり前ができているかどうかはまた別の話です。
しっかり取り組みましょう。
また、万が一悪い評価をもらってしまった場合は、正当な理由であればAmazonに削除してもらえます。
その方法については下記の記事を参考にしてください。