やる気スイッチの正体

- 「本業から帰ってきて副業(輸入ビジネス)をやらないといけないけどやる気が出ない」
- 「やる気の波が激しいのをなんとかしたい」
こんな経験はありませんか?
きっと誰しもあると思います。
というかビジネスに関わらず、日常的に結構頻繁にあると思います。
じゃあこの現象が起こるのって何でかわかりますか?
というか、このやる気の正体って何だかわかりますか?
おそらくわかっているようでわかっていない人がほとんどだと思います。
- 「そんなもん気合いで出すんだよ!」
- 「やる気がないのは甘えだ!」
体育会系の皆さん気持ちはよくわかります。笑
僕も10代の時間をほぼ競技スポーツに使ってきたのでその考えには共感できるところがあります。
ですが、その答えだと再現性がないですし、ましてや、人に何か伝える立場としては正解とは言えない回答だと思っています。
さて、話は戻ってやる気の正体なのですが「ウィルパワー(意志力)」ってご存知ですか?
ウィルパワーとは人が何か決断したり、何かを我慢したりするときなど、何かしらの自分の意思を使うときに使うパワーのことを言います。
これは自分で意図的にコントロールできるものではなく、些細な決断事でも常に使ってしまうらしいです。
ちなみにこれは心理学の言葉で怪しいものではないのでご安心ください。笑
で、このウィルパワーはRPGゲームのMP(マジックポイント)みたいなもので、個々に一定の量があって使うと減っていきます。減っていくとパワーがなくなっていくので
- 正常な判断がしづらくなる
- 誘惑に負けやすくなる
- 保守的な考えになる
という状態になっていき、反対にウィルパワーがしっかりあると
- しっかりとした決断ができる
- 誘惑に対して自分を抑制できる
- 積極的な考えができる
という状態でいることができます。
上記の例を再度思い出してみましょう。
「本業から帰ってきて輸入ビジネスをやらないといけないけどやる気が出ない」
この状態というのは1日本業をやってきて、ウィルパワーを使い果たした状態です。
なので、副業やらなくてもいいかな?という保守的な考えになりやすいんですね。
じゃあ、このウィルパワーを使うべき場面でしっかり使って、使わなくていい場面で温存するためにはどうしたらいいでしょうか?
それは「選択を減らすこと」です。
人は選択肢をせまられた場面でどうするか決断する際にウィルパワーを使います。
ですので、ウィルパワーを普段温存して使うべき場面で使うには選択を減らすことで対処できます。
選択といっても仕事のことだけではないですよ。
- 今日は何着ていこうかな?
- 今日のお昼は何食べようかな?
- 週末の休みはどこにいこうかな?
- 通勤中などの目的のないネットサーフィン
こういう些細な選択でも常にウィルパワーを使っています。
かの有名なスティーブ・ジョブズが毎日同じ格好をしていたのはとても有名な話ですよね。
ジョブズは毎日のように重要な決断をくださないといけなかったので、できるだけウィルパワーを温存するために同じ格好をしていたのです。
また、ジョブズが同じ格好をすることで、それが自分の中で習慣化していたと思いますが、この「習慣化」もウィルパワーを無駄遣いしない方法です。
自分の中で習慣化(ルーティン化)できているものはウィルパワーを使わずに行動できると言われています。
- 日常で選択を減らすこと
- 習慣化すること
この2つを意識することで、やる気スイッチを押したいときに押すことができます。
「そうはいっても仕事の立場上、決断をくださないといけない立場にいるんだけど・・・」
そういった方はウィルパワーを回復することで対処しましょう。
ウィルパワーは睡眠後と食事を(厳密にいうとグルコース(糖))取った後は回復するとわかっています。
午前中に重要な仕事をするのがいいと言われているのはこのためですね。
逆にお昼近く、夕食前などの空腹時や夕方というのはウィルパワーが減っている傾向にあるので注意が必要です。
ちなみに食事はGI値の高い食事をとると血糖値の変動が激しく逆効果なのでGI値の低い食事を心がけることがオススメです。
長くなってしまったのでまとめると
- やる気の正体はウィルパワー
- ウィルパワーは人が決断する時に使う
- 些細な決断にもパワーを使ってしまう
- 使うべき場面で使うには日常の選択肢を減らすこと
- それと習慣化できるところは習慣化すること
- ウィルパワーは睡眠と食事で回復する
こんな感じです。
- やる気の波が激しいな
- 本業からの帰宅後だとなかなか副業やる気が出ないな
そういう人はウィルパワーを意識して日常生活から見直してみてはいかがでしょうか?
やる気の正体を理解して輸入ビジネスに活かしましょう!